Cat Lifestyle Magazine by Nekonogeboku
おもちゃ・遊び方公開

猫の「けりけり」はなぜ?うさぎキックの理由と、思いきり蹴らせてあげるコツ

猫がおもちゃを抱えて後ろ足でけりけりするのはなぜ?狩りの本能から来る行動の理由と、手や腕を蹴られないための遊び方、けりぐるみの選び方を、猫用おもちゃブランドの編集部がまとめました。

あおむけでぬいぐるみを抱えて後ろ足で蹴る猫

猫がおもちゃを前足でぎゅっと抱えて、後ろ足でダダダッと蹴る。いわゆる「けりけり」や「うさぎキック」と呼ばれる動きです。見ていてかわいい一方で、飼い主さんの手や腕が標的になると、引っかき傷が絶えないという声もよく聞きます。

この記事では、猫がけりけりする理由と、思いきり蹴らせてあげるための遊び方、けりぐるみの選び方をまとめます。

猫がけりけりする理由

獲物をしとめる狩りの動き

けりけりは、猫の狩りの動きそのものです。野生の猫は、捕まえた獲物を前足で押さえ込み、後ろ足で蹴って抵抗を弱めます。室内で暮らす猫でも、この本能はしっかり残っています。

おもちゃを抱えてけりけりしているときは、狩りごっこに夢中になっている状態。元気に遊べているサインと考えてよいでしょう。

あおむけで蹴るのは、遊びに本気なとき

あおむけになって、お腹の上でおもちゃを抱えて蹴るのは、猫同士のじゃれ合いでも見られる姿勢です。前足と後ろ足を同時に使えるので、獲物(おもちゃ)をしっかりホールドできます。

ラグの上であおむけになり、おもちゃに手を伸ばす猫

手や腕をけりけりされるときの対処

子猫のころに手で遊んでいた猫は、大人になっても飼い主さんの手を「獲物」と思って蹴ってくることがあります。蹴る力が強くなると、遊びでもけがにつながります。

  1. 手で遊ぶのをやめる。手を動かして猫をじゃらすのは、獲物は手だと教えているのと同じです
  2. 蹴ってよいおもちゃに置き換える。手に飛びついてきたら、手の動きを止めて、すぐにけりぐるみを渡します
  3. 繰り返して覚えてもらう。「手には何も起きない、おもちゃは思いきり蹴れる」を繰り返すと、蹴る相手がおもちゃに移っていきます

叱って止めるより、蹴ってよい場所を用意するほうが、猫にとっても飼い主さんにとってもストレスが少なく済みます。

けりぐるみの選び方

けりけり用のおもちゃ(けりぐるみ)を選ぶときは、次の3つを見ると失敗しにくくなります。

ポイント 目安
長さ 前足で抱えて、後ろ足がしっかり届く細長い形
生地 爪を立てても破れにくい、麻などの丈夫な素材
中身 ふんわりした中綿で、蹴ったときの手応えがある

長さは「抱えて蹴れる」が基準

短すぎると後ろ足が届かず、長すぎると抱えにくくなります。猫の体格にもよりますが、長さ25〜30cm前後の細長い形が抱えやすいサイズです。

爪とぎ兼用にできると便利

けりけり中の猫は、爪も歯も全力で使います。表面が麻布のように丈夫な素材なら、爪を立てても破れにくく、ガリガリと爪とぎにも使えます。

香りで興味を引くタイプも

キャットニップ(西洋またたび)入りのけりぐるみは、香りで猫の興味を引きやすくなります。ただし、キャットニップへの反応も生後半年ごろまでは出にくいと言われています。子猫には香りのないものから始め、反応は成長してからのお楽しみにしましょう(「またたびはいつから?」)。

安心して遊ぶためのコツ

  • ほつれや破れが出たら交換。中綿が出てきたら、新しいものに取り替えましょう
  • ときどき見えない場所にしまう。出しっぱなしより、ときどき片付けるほうが「特別なおもちゃ」になって食いつきが続きます
  • 2個を交互に使う。1つを洗ったり休ませたりしている間も、もう1つで遊べます

まとめ

  • けりけりは狩りの本能から来る遊びの動き。元気に遊べているサイン
  • 手や腕を蹴られるときは、手で遊ぶのをやめて、蹴ってよいおもちゃに置き換える
  • けりぐるみは「抱えて後ろ足が届く長さ」「丈夫な生地」「手応えのある中綿」で選ぶ
  • キャットニップ入りは、生後半年をすぎてから楽しむ

思いきりけりけりできるおもちゃがあると、猫の満足度も、飼い主さんの手の平和も守れます。ほかの遊び方は「猫じゃらしの選び方」でも紹介しています。

よくある質問

猫がけりけりするのはストレスですか?

多くの場合は、獲物を押さえ込む狩りの本能から来る遊びの動きです。ただ、毎日同じ場所を激しく攻撃する、触られるのを極端に嫌がるなど、いつもと様子が違う場合は獣医師に相談してください。

手や腕をけりけりされて痛いときは?

手で遊ぶのをやめ、蹴ってよいおもちゃに置き換えましょう。手に飛びついてきたら動きを止めて、すぐにけりぐるみを渡すのを繰り返すと、「蹴るのはこっち」と覚えやすくなります。

けりぐるみはどのくらいの大きさがいいですか?

猫が前足で抱えたときに、後ろ足までしっかり届く長さが目安です。一般的な体格の猫なら、長さ25〜30cm前後の細長いものが抱えやすいサイズです。

#けりけり#うさぎキック#けりぐるみ#遊び方
LINE公式アカウント

新商品・お得な情報を LINE でお届け

猫の下僕の LINE 公式アカウントでは、新商品のお知らせや猫との暮らしに役立つ情報を配信しています。

猫の下僕マガジン 編集部

猫用おもちゃブランド「猫の下僕」のスタッフが、自社商品の企画・検品で得た知識と、自分たちの猫と実際に遊んで試した経験をもとに書いています。健康に関わる判断は、かかりつけの獣医師にご相談ください。運営者情報

あわせて読みたい記事

もっと見る